柔道の過酷さは異常

http://www.asahi.com/national/update/0312/OSK200803120015.html?ref=rss

外見などからは柔道をやってたようには見られない僕ですが、一応中学校のときは県大会に出られるほどの強さではありました。まぁ黒帯は取りに行ってないので、持ってないですけど。
その過去の経験から言わせて貰うと、柔道の合宿は本当に死人が出てもおかしくないです。

うちの学校の合宿の場合

うちの中学校は近くの県トップクラスの中学校とか県トップクラスの高校とかと合同で合宿をしてたので、その練習メニューについて行こうとすると死にます。というか死にました><
そのうえ最悪な事に強豪になればなるほど超体育会系なので日本語が通じません。

永原さんは練習中に2人に再三体調不良を訴えて休憩を求めたが、認められなかった

だから、これは本当にありえます。仮に休んだとしても、その後先輩たちからぼろくそに言われ、雑用をやらされることは間違いないです。

先生や先輩は絶対

たとえば休憩時間に入っても、飲み物を先生や先輩に持って行った後でないと休憩できませんし、練習が終わった後も道場の掃除などで出るのは最後です。その後も先輩の雑用をこなしたりマッサージをしたりで気の休まる時間がありませんでした。
あと合宿といえば柔道部の伝統?で、強制的に坊主にさせられます。坊主にしてこなかったら、先輩たちから無茶な投げ技を食らいます。ちなみに友人が一人これでぼろ雑巾のように投げられてましたwww

悪い面ばかりではなく良い面もある

と、ここまで柔道のマイナス面ばかり伝えましたが、それでも続けたくなる面白さがあるんですよね。
練習していると、ある時急に強くなったのがわかります。特に練習を続けてきた技で人を投げたときの快感はなんともいえないものがあります^^
で、もっと強い奴を投げたいと思って練習するとまた強くなれるんですよ。これはかなり中毒性があります。
だから今でも世界柔道とかオリンピックとか見るとやりたくなります。今となってはあの過酷な練習も楽しかったような気がします。

あと超体育会系の縦社会も、今となっては良い社会勉強をさせてもらったと思います。id:tetsuyasatoが提唱する飲み会教育も、中学校のころのこの経験のおかげで何とかなりそうです。
柔道はなんと言っても「礼に始まり、礼に終わる」武道ですからね!

なんだかんだ言って、僕は柔道をやってよかったと思ってはいるのですが、ただ柔道の問題は他のスポーツに比べて気軽にできないのが欠点です。やりたいと思っても道着は無駄に高いし、道場もあんまり無いし、何より下手にやると怪我します。
この辺どうにかならないもんですかねぇ?